まちのグランドデザインづくり
これまでの100年を
これからの100年へ
まちが取り組む施策の整理を行い、統合的かつ有機的に将来ビジョンとして描き「見える化」を図ったうえで、まちづくりとデザインの方向性・指針を規定した「見える化された総合的な全体計画」を策定。
- 町民が住みやすい
- 市内外の人からも魅力的な町
- 県外に出ても、また戻ってきたい
グランドデザイン(未来を描く総合的な全体計画)を、町の人と一緒に描いていきます。
宮崎県都農町
都農町が2020年に100周年を迎えるタイミングで「これまでの100年を、これからの100年へ。」をスローガンに、より機動的にまちづくりを実施していけるよう、町民とのワークショップを実施しながら「まち全体のグランドデザイン」を策定しました。
活動内容
- つの未来マップ製作
- 10のエリアごとのビジョン策定
- 町民と10回ほどのワークショップ
- 行動・まちなみ・建物を総合的に企画
- 100周年に向けてのグランドデザイン策定
- 10の視点に基づく100のアクションプラン
- 都農高校・ワイナリーホテルなど建物企画
- 駅前・商店街・都農高校のまちなみデザイン
町民とのワークショップを重ね「健康で豊かな農の都」をビジョンとして提案。
- 建物
- 行動
- まちなみ
- つの未来マップ
の4つの視点からグランドデザインをまとめました。イツノマとして町内のたくさんの関係者を楽しく巻き込み、産官学連携と町民参加のコーディネイトが求められる仕事です。
町長、副町長、都農町役場、一般財団法人つの未来まちづくり推進機構、宮崎大学医学部&地域資源創成学部、都農町教育委員会、小中学校、商工会・JA・JFをはじめとする町内商工事業者・生産者…etc
イツノマがリスペクトするヤン・ゲールの言葉
「何も起こらないから何も起こらず、そして何も起こらない」
「何かが起こるから何かが起こり、そこからまた何かが起こる」
都農町で、次々と何かが起こるよう、そのきっかけづくりがイツノマの役目。
- 交流
- 学び
- 環境
- 経済
- 移住
- 観光
- 農と食
- 子育て
- 医療福祉
- 文化・スポーツ
10の分野で、10個づつ。
計100個のアクションを、町民のみなさんと10年かけて一つひとつ実践していきます。
デジタルフレンドリー宣言
策定したグランドデザインに先立ち、アフターコロナを見据え「デジタル推進」の企画提案。
町民全員が、日常の暮らしでデジタルを身近に感じ、多世代、町内外の人たちがデジタルでつながり交流を楽しめるまちに。
都農町のアナログの良さを尊重しつつ、デジタルについても高齢者・子どもを中心に、若者世代と一緒に楽しく学び合いICTリテラシーを高めていく提案をしました。
4つを同時に推進する「デジタル4WDプロジェクト」
- 情報端末(タブレット配布)
- 通信環境(光回線・Wi-fi完備)
- ポータルサイト開発(町民双方向型)
- 若手インストーラー(高齢者世帯宅訪)
都農町は全町民がインターネットを身近に活用できる環境を整え、有事の際にもオンラインでつながることで、高齢者の孤独・孤立の発生を回避。またデジタルフレンドリーなプラットフォームを構築することで、企業や移住のハードルを下げ、若者世代や移住者など次世代を担う人材確保につなげていきます。
宮崎日日新聞に掲載
都農町の「デジタル・フレンドリー」宣言が、宮崎日日新聞に掲載されました。