つの未来会議
TSUNO MIRAI KAIGI

つの未来会議

次世代へのバトンを託す
未来のまちづくり、はじめます

民間・若者が自分ごととして、
まちづくりに参画するきっかけ

都農町のまちづくりを手がけるイツノマが主催
企画からキャスティング、運営を実践。
自分たちが直面する地域課題解決のヒントを
提供してくれるプロフェッショナルをゲストに。
町長や教育長、町議会議員、町役場職員と
民間の経営者から学生まで、幅広い層を募り
講演会ではなく、みんなで話し合う会議に。

つの未来会議|第18回ゲスト:内沼晋太郎氏(ブック・コーディネーター)

2023.07.12

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18回目のゲストは、ブック・コーディネイター、出版社、書店経営者。本と人、場をつなぐ専門家、内沼晋太郎さんをお招きし、人口1万人の過疎地における「本のある場」を話し合いました。

都農町で、シェア型書店のしくみを活用しつつ、長続きさせるため、内沼さんから、もう少し全体を編集した「シェア型書店2.0」の提案をいただきました。

何を求めて人は本屋に来るのか?との問いに、内沼さんは「昔は答え、今は問い」と明快にお答えいただきました。最後に、「amazonは人を本好きにすることはできない」、子どもの頃から、小さくても良いので本棚に囲まれた環境を用意していく、という都農町の本のある場づくりへのヒントを頂きました。

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つの未来会議|第17回ゲスト:平田はる香氏(株式会社わざわざ)

2023.06.29

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17回目のゲストは、人口3万人の長野県東御市でパン屋をはじめ、年商3億円を超えるまでに成長し今年、「山の上のパン屋に人が集まるわけ」を出版した、株式会社わざわざの平田はる香さんをお迎えしました。

熱烈なわざわざファンが多く、この日のために、熊本・鹿児島・大分など隣県からを含めて参加者は過去最多68名!「社会の角度を一度変えたい」とする、平田さんの未来戦略を伺い、都農町のまちづくりにも学べることが多い意義のある時間となりました。

①小さくはじめて、まず1人でやりきる
②「美味しい、楽しい、面白い」が正義
③面倒くさいことを楽しみ強みにする
④未来を想像し計画の解像度を高める
⑤過去の経験を活かした集客スキル
⑥IT×地域資源の掛け算

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つの未来会議|第16回ゲスト:佐別当隆志氏(株式会社アドレス)

2023.06.09

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16回目のゲストは、全国創生 をスローガンに、全国270拠点、どこでも住み放題のサービスを提供するADDress佐別当社長が登壇。

きっかけは、イツノマが都農町で経営する HOSTEL ALA。2021年に開業し、ADDressと提携。観光地でも出張地でもない1万人の町に、はたして流行りのリモートワーカー、アドレスホッパーなんて来るんだろうか?という不安。はじめてみたら、契約ルームの稼働は平均して8割前後。ほぼ毎日、ADDress会員が利用。

いつもは都農町民を対象にしている「つの未来会議」ですが、今回は、宮崎県内に4件しかないADDress拠点を増やすためにも、県内3市5町(宮崎市・都城市・西都市・三股町・高鍋町・新富町・川南町・木城町)の自治体担当者や家守希望者の方々にお集まりいただきました

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つの未来会議|第15回ゲスト:松崎亮氏(コミュニティデザインラボ代表)

2023.05.10

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15回目のゲストは、三股町社会福祉協議会内に、コミュニティデザインラボを立ち上げた松崎亮さん

松崎さんとはじめて会ったとき、ぼくらがやっているまちづくりは、人の「興味・関心」から入るけど、松崎さんたちは、目の前でしんどそうにしている「個別支援」から入る違いがあることを知りました。

個別支援」から「興味・関心」領域へ。相互を行き来しながら、結果的にまちづくりを実践している松崎さんの話は、地域共生社会のモデルづくりをめざす都農高校の活用計画の参考に。

松崎さんが伝えたいことは2つ。

①福祉のおしつけではなく、福祉をくらしに潜ませる
②支援は医療モデルと占いモデル

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つの未来会議|第14回ゲスト:税田和久氏(株式会社グローバルクリーン代表取締役)

2023.04.21

つの未来会議

「僕は『障がい』という言葉がなくなればいいなと思っています。障がい者にとって障がいはあって当たり前。障がいのない人が『障がい』と呼んでいるだけなんです。都農町がそうした偏見のない町になったら素敵ですよね」

都農町出身・在住の税田和久さん(株式会社グローバル・クリーンの代表取締役社長)の目指すこと。

税田さんは日向市でビルメンテナンスや「クリーンコンサル」という独自のサービスをおこなう会社、グローバル・クリーンを経営されています。また創業時から、女性や高齢者、障がい者など、多様な人材が働きやすい職場づくりに取り組まれてきました。

税田さんは「創業時に助けてくれた人たちをいつか助ける側に回りたい」という思いで経営を続けてきました。“働きづらさ”を抱えた人たちが“働きやすい”職場をつくるため、経営を「ダイバーシティ」の次の段階、「インクルージョン」にシフトしています。

ダイバーシティは多様な人材が“在籍している状態”。そしてインクルージョンとは、多様な人材が“活躍している状態”のことです。

宮崎県のB型事業所の平均工賃は全国で20位でした。しかし、2022年度は4位に上昇。県の1ヶ月の平均工賃は19,631円でしたが、グローバル・クリーンが指導をおこなった事業所は約25,000円と、平均工賃の向上に貢献しています。

税田さんと都農高校跡地の活用で話しているビジョン、「ウルトラクリーンアカデミー」

男の人でも、女の人でもなく、しょうがいのある、ないに関係なく、みんながひとりの人間としてそんちょうされ、愛し、愛され、その人らしく、自分自身をみがきながら人生を切りひらいていく。それが、ウルトラクリーンアカデミーなんだよ

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つの未来会議|第13回ゲスト:高橋博之氏 (株式会社雨風太陽 代表取締役)

2023.04.04

つの未来会議

第13回つの未来会議終了しました。

高橋さんが都農町を好きになった理由を聞くと、名前が「都」市と「農」村。高橋さんの会社、雨風太陽のビジョン「都市と地方をかきまぜる」が町の名前に凝縮されているからだと。

世界に唯一無二である、その土地固有の自然に立脚し、風土や文化ができあがり、精神的、経済的に自立することを続けてきた地方の集合体が日本です。日本はどこにいっても特産品があっておいしい。インバウンドの観光客は東京、京都で満足せず、おいしさの源流をたどる旅をしたがっています。岩手にも外国人がいっぱい来てます。これからのファンになってくれます。大切なことは農家が持続可能になることだと思います。

いまやるべきことは、関わりしろをつくる仕掛け、種まき

高橋さん、貴重なお話をありがとうございました。

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つの未来会議|第12回ゲスト:里見順子氏 (株式会社エー・ピーホールディングス 取締役)

2023.03.27

つの未来会議

第12回つの未来会議終了しました。

お話頂いたのは里見 順子さん。旗艦店である塚田農場をはじめ、全国に展開する㈱エー・ピーホールディングス。創業初期から関わり、現場の仕事から商品開発や業態開発まで従事していました。

都農町との関わりは15年前。宮崎の食とお酒をもっと掘り下げていこうという中で、都農ワインと出会ったことがきっかけです。果実の香りがしっかりと感じられることに感動して以来、都農町にも何度も足を運び、㈱都農ワインの経営にも参画しています。

都農町のこれからの飲食店についてお話頂く前に、まずは飲食店の廃業率から。飲食業界は3年で30%、10年で5%しか残らない業界です。しかし面白い飲食店は集客のフックになり、まちづくりには欠かせません。ではどのようにすれば、持続可能な飲食店になるのか。

人口1万人のまちの課題は「そもそも人のいないところに人の流れをつくるロケーション開発です。
・誰のために
・何のために
・どこから人を呼んでくるのか
・誰がやるのか
・街をどのように楽しんでもらうのか
・観光地とのストーリー作り

これらのことを踏まえて、飲食店開発をしていくことが大事とのことでした。
里見さん、貴重なお話をありがとうございました。

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つの未来会議|第11回ゲスト:山崎大祐氏 (株式会社マザーハウス代表取締役副社長)

2023.02.20

つの未来会議

第11回つの未来会議終了しました。
お話頂いたのは山崎 大祐さん。「途上国から世界に通用するブランドをつくる」 という理念を掲げた、株式会社マザーハウス代表取締役副社長です。

代表取締役社長の山口絵理子さんとともに、2006年にバングラディシュから鞄作りをはじめ、現在ではジュエリー、アパレル、チョコレートまで拡大しています。
最初の数年間は本当に大変で、そんなのうまくいくはずないとの周りの声や、一日中店頭に立って1個しか鞄が売れない日もあったそうです。

たくさんの失敗を繰り返しながら、事業を通して学んだ「できることよりやりたいことを大きく描き、小さく行動する」「正しいことで仲間を集め、楽しいことで社会に広げる」「為にから友へ コミュニティ社会としての社会へ」など様々な金言がありました。
山崎さん、貴重なお話をありがとうございました。

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つの未来会議|第10回ゲスト:加藤潤氏 (コミュニティ大工)

2023.01.27

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第10回つの未来会議終了しました。
お話頂いたのは加藤 潤さん。鹿児島県頴娃町で「コミュニティ大工」という肩書で空き家再生に取り組んでいます。鹿児島県は全国でもトップクラスの空き家率。DIY好きがこうじて空き家を自分の手で改装し始めました。

もともと大工ではない加藤さんは、当時足りない技術力をカバーするため物件探しから家主折衝など、ハード面だけでなく改装前後のソフト面にも注力。改装時には施主や近隣住民と一緒に床を貼ったり壁を塗ったりするDIYワークショップを開催し、空き家再生と共にコミュニティ形成を行っています。

加藤さんが空き家再生において大事にしていたキーワードは「ゆるさ」。元来の事業者や行政目線では取り組めない部分を、ちゃんとし過ぎない対応方法を模索し柔軟に取り組む。そのゆるさがDIYまちづくり空き家再生には大事とのことでした。
加藤さん、貴重なお話をありがとうございました。

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つの未来会議|第9回ゲスト:尾﨑信氏 (東京大学大学院特任研究員)

2022.12.07

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まちづくりもまずは小さな一歩から。広場を使った実証実験から始めてみるのはどうでしょうか。芝生を張って、ベンチを置いてみて、おしゃれなキッチンカーなんてあったら、もしかしたら親子で遊びに来られる場所になるかもしれない。高齢者の散歩道になるかもしれない。中学生が放課後に語り合う場所になるかもしれない。かもしれないの可能性を探る実験を、松山市の「みんなのひろば」では行われています。コインパーキングを広場として活用することで、中心市街地の賑わいや居住環境にどんな影響が訪れたのでしょうか。

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つの未来会議|第8回ゲスト:根本哲夫氏(ランドスケープアーキテクト)

2022.11.29

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40代から上か下かによって、ガラっと評価の変わる都農町の商店街。商店街がにぎやかで活気があった頃を知っている人には想い出深い場所。しかしシャッター街となり閑散としている景色しか知らない人には、興味関心の無い場所です。それは目を閉じた時に思い出す原風景が関係あります。まさにランドスケープデザインは風景を描きながら、そこに関係する人間、空間、時間をイメージし、3つの間をつなぐ大事な仕事。これからの都農町のランドスケープはどのようなデザインでしょうか。

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つの未来会議|第7回ゲスト:吉村学氏 (宮崎大学医学部教授)

2022.11.04

つの未来会議

まちづくりをどの領域で語るのかは自治体が抱える課題の優先順位によって変わりますが、高齢化率40%の都農町では医療・介護・福祉がまちづくりの最重要課題ではないでしょうか。2019年にはふるさと納税で全国から集めた寄付金を原資に、宮崎大学医学部に寄附講座「地域包括ケア・総合診療医学」を開設。全国の過疎地や医師不足に悩む自治体の参考モデルづくりをはじめています。都農町の目指す地域共生社会への実現に向けて、私達はどんなことをしていけばいいのでしょうか。

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