イツノマ企画、小中学生と一緒に花とみどりで商店街を元気に!1/29に「みちくさ市」開催

一般財団法人つの未来まちづくり推進機構(代表理事:水永正憲 以下つの未来財団)は、都農町ゼロカーボンU-18議会に施策提言する町内小・中学生選抜チーム「Green Hope」と一緒に、宮崎県都農町中町地区にある商店街の町有地を活用して、「花とみどり」で商店街を元気にするイベント「みちくさ市」を1月29日(日)9時より開催します。「みちくさ市」は、毎月1回を目処に定期開催し、町がこれから進める商店街活性化計画における企画や集客に関する実証実験としての役割を担います。

主催者・運営メンバー@会場となる商店街の空き地

開催の背景】
 都農町は人口1万人の小さな町。中町地区にある商店街は、かつての賑わいもなく、今ではすっかり人通りも少なくなりました。

商店街は、毎年開催される町最大のイベント一之宮都農神社夏大祭の御神輿行列の舞台でもあり、町民には古くからメインストリートとしての認識が根付いています。かつては商店街として繁栄し、町民の生活を支え、文化の起点としても大きな役割を果たしてきました。

 都農町では、昨年、これからの100年のまちづくりを町民と話し合いながら策定したグランドデザインで、商店街の未来ビジョンを「さるきたくなる愉歩道」と位置づけました。

都農町役場・つの未来財団では、グランドデザインを具現化させていくために、昨年10月より、商店街の再生・活性化について、ハード面では側溝・舗装・沿道の整備、ソフト面ではシャッター店舗・空き家・空き地の有効活用索など議論を進めています。

「さるきたくなる愉歩道」の実現のために、まずはいますぐできることとして町有地を活用したイベントを実証実験としてスタートさせ、町民の反応を踏まえて今後の具体的な計画に役立ていこうと考えています。

【みちくさ市の概要】
1.     尾鈴マラソンを盛り上げよう!花のプランター作り
2月11日に3年ぶりに開催される尾鈴マラソン。中町自治会・北町自治会では、ランナーの方々に少しでも気持ちよく走っていただくために、マラソンコースになる商店街沿道に約100台の植栽プランターを設置します。

「みちくさ市」の会場で9時から住民のみなさんと一緒にプランターと木枠づくりを行います。

2.     1,000本のスイートピーでつくる、フラワーアートづくり
Green Hopeの小・中学生と地元のスイートピー生産者、細野啓志郎さんが中心となり、「みちくさ市」会場で12時から、約1,000本のスイートピーを中心に、小・中学生がデザインしたフラワーアートづくりをタカラダフラワーさん監修で実施します。

スイートピー農家 細野啓志郎さん

町内にスイートピー生産者は13件もいるのに、日ごろ、町民の目に触れる機会はごく稀。「みちくさ市」をきっかけに、町でつくっているスイートピーを見てほしい。花を通してまちづくりに貢献できるのはとても有意義。特に、子どもたちが将来、花やみどりの事業に関わってくれれば嬉しい。

 

 

 

 

 

3.     町内の生花・種苗店が協力
都農町で生花・種苗店を経営する店舗が出店やフラワーアレンジメントで参画。

(出店・協力事業者)

株式会社 華りん(生花・ドライフラワー)         |宮崎県児湯郡都農町川北2116

TAKARADA FLOWER(生花・観葉植物)       |宮崎県児湯郡都農町大字川北4761-1        

三鍋種苗店(園芸・種苗)                                |宮崎県児湯郡都農町大字川北4775

4.     ゼロカーボンタウンに共感する飲食店舗出店
(出店予定者)

株式会社南国CBF(南国プリン・飲食)・はなかぜてい(クッキー・グラノーラ)                  

都農ペレット工業株式会社(ペレット製造)・世界のごはんや(カレーライス)

じろう畑とまさみの食卓(揚げ餅・生搾り人参ジュース)

BUNMEI(ドーナツ)・イツノマ(お汁粉・コーヒー)

5.     町唯一の重要文化財「赤木家」見学会
「みちくさ市」会場の道路を挟んだ正面に建つ「赤木家」は、都農町唯一の重要文化財。現在、保存修復工事中ですが、工事完了後には、町民も利用できる活用案を計画中。当日は、赤木家の内覧会を開催、町民からこれからの活用アイデアを募集します。

【主催者の想い】

『みちくさ市』という名前は、商店街が日常的に「みちくさ」できる場所になってほしいという思いで、Green Hopeの子どもたちが名付けました。

黒木奏音(GreenHopeリーダー|都農南小学校6年生)写真右から2人目
来た人が、見たり作ったりして、みちくさ市楽しかった!と言って貰えるように頑張ります。
私1人で20人以上は、呼ぶ!

橋口小夜(都農東小学校5年生)写真左から1人目
来た人が、今日来てよかったと言ってくれるようなイベントにします。
来場者数300人を目指して頑張りたいと思います。

樋口凜香(都農小学校5年生)写真左から2人目
色んな人に次同じようなイベントをする時、また来たい!と思って貰えるようなイベントにしたい。
このイベントを通して、みんながずっと都農町にいられる環境作りをしたい!

波江野亜美(都農小学校5年生)写真右から1人目
ゼロカーボン(この花で地球を救う)のことを考えながらも、町民の皆さんと楽しく活動したいと思っています。このイベントが終わっても、みんなと木と花を植える活動をしていきたいです。

山内大輔(一般財団法人つの未来まちづくり推進機構)

ここ中町商店街は、都農最大のイベントでもある「一之宮都農神社夏大祭」のメインストリートであることはもちろん、土曜夜市や日本一の長さを目指したカッパ巻を作るひょうすんぼ祭が開催されるなど幼少期の思い出が沢山詰まった場所です。今では人が行き交う姿が殆ど見られなくなりました。「みちくさ市」を皮切りに、この商店街に新たな景色を生むチャレンジがいよいよ始まります。多くの町民とこのチャレンジを共有したいですね!

【経緯】

1.都農町ゼロカーボンタウン宣言
また、都農町では、2021年9月に、都農中学校の中学2年生が、総合的な学習「つの未来学」で気候変動対策をテーマに100のアイデアを提案したことをきっかけに、「ゼロカーボンタウン宣言」を表明しています。

2.都農町ゼロカーボンU-18議会
ゼロカーボンタウン宣言後、具体的なアクションのひとつとして、町内の小・中学生選抜チーム「Green Hope」が結成され、15回のディスカションを経て、昨年3月に都農町議会に対しゼロカーボンの施策提言。現在は2期生が「みちくさ市」を中心に、商店街を花と緑で元気にする企画を作成、今年3月のゼロカーボンU-18議会での施策提言に向けて準備中。

【「みちくさ市」概要】
名称:みちくさ市
所在地:宮崎県児湯郡都農町大字川北4831-2
開催日時:2023年1月29日(日)8:00-15:00
開催概要:花のプランターづくり・フラワーアートづくり・赤木家見学会・花とみどりのショップ・飲食店
Instagram:https://www.instagram.com/michikusa_ichi/
Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100088712478619
主催:一般財団法人つの未来まちづくり推進機構、Green Hope(小・中学生選抜チーム)
協力:中町自治会・北町自治会・都農町・宮崎大学地域資源創成学部
企画・事務局 :株式会社イツノマ
デザイン :奈良女子大学 根本研究室

【一般財団法人つの未来まちづくり推進機構】https://tsunozaidan.com
当財団は、全国からご寄附いただいたふるさと納税を原資として平成31年4月に誕生した一般財団法人です。「保健・医療・介護・福祉の連携充実強化」、「産業振興・地域振興」、「人材育成」を3本柱に活動し、行政と地域、町内外の企業・団体を効果的につなぐ役割を担います。

TEL 0980-32-1270           
MAIL info@bunmei-tsuno.com

プレスリリースはこちらからもご覧になれます。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000072239.html