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最後の発表。都農高校の「課題研究発表会」が開催された。

12月19日土曜日、都農高校で「課題研究発表会」が開催されました。

都農高校は令和3年2月27日に閉校を迎え、今回の発表会は学生にとって大事な最後の舞台となりました。

都農高校の課題研究

今回の課題研究は

「人と人に」をテーマに自ら課題を設定し、解決に向けた過程で問題解決能力やプレゼン力を養うことを目的に実施されました。

課題研究のテーマは以下3つです。

  • 新時代
  • グローカル
  • 閉校

わたしたちイツノマはある1つのチームの課題抽出、解決策提案に対してアドバイザーとして関わらせていただきました。

イツノマのオフィスであるYARD1927で企画を一緒に考えました。

学生は、自分たちの「したい」を一生懸命伝えてくれ、都農町や町民の方々のために何をすればいいだろうかと一生懸命アイデアを提案してくれました。

都農町のために何ができるか。

試行錯誤した結果、2つの思いから都農の風景や町民の笑顔が詰まった写真を載せた日めくりカレンダーを作成することになりました。

  • 廃校になる都農高校での思い出を絶やしたくない。
  • 都農町の人々が自分たちの住んでいる場所の魅力を再確認してほしい。

人と人を繋ぐカレンダー

「何が都農町や町民の方々のためになるのか。」

「どんな写真を撮れば、都農町の良さが伝わるか。」

「ただのカレンダーだけではなく、何か自分らしさの出るデザインはないか。」

様々な思いを巡らせながら完成したカレンダーが参加者の手に渡ったとき、学生たちはとても嬉しそうでした。

カレンダーを手にとった先生や保護者の方には大好評で、早速購入したい!部屋に飾りたい!と嬉しい声が聞こえてきました。

参加者ひとりひとりに、自分たちで撮影したカレンダーの写真を見せに来てくれました。

発表が終わって、、、。

今年の2月で閉校となる都農高校。

都農町民の方々にとって思い出が詰まった校舎や風景を忘れてほしくないという学生の思いが強く、今回のカレンダー制作に至りました。

自分たちで考え、動き、チームで何かひとつのものを作り上げるという経験があまりないにも関わらず、学生たちは皆、誰が何を担当するか、自分たちのオリジナリティを出すためにはと「こだわり」をもって考えてくれました。

皆さん、お疲れ様でした。

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