人からはじまる、まちづくり

週刊イツノマ

高鍋信用金庫の職員70名に職員研修。地域に根ざす信金だからこそ求められる役割をテーマに、弊社代表が登壇しました。

弊社が拠点とする宮崎県では最大規模 高鍋信用金庫にご縁をいただき、弊社代表 中川が若手職員70名を対象とした職員研修を実施しました。

テーマはズバリ「まちづくりと金融機関」!

東京と地方の両方で、一定規模の会社を率いてきた経営者としての知見・実績を踏まえ、地域に根ざした金融機関である「信用金庫」にはどんな役割を求めるのか?どんな環境の変化が生じているのか?まちづくりという横断的な営みの中で、信金だからこそ果たせる役割は?などお話しさせていただきましたので、一部抜粋してお伝えいたします。

1.選択肢が多様化した現在、経営者にとって信金と付き合うメリットは?

最初の問いとして提示したのがこちら。

ひと昔前と比べ、経営者を取り巻く環境は大きく変化し、多様なサービスが生まれてきました。

ネット銀行やfreee決算、リモート税理士に加え、資金調達の方法もベンチャーキャピタル・クラウドファンディングなど、どんどん多様化しています。

そんな環境の変化に対応し、信用金庫にも役割の変化が求められているという問題提起から研修はスタートしました。

と同時に、金融機関のなかでも特徴的な立ち位置をもつ「信金」の魅力・意義についても、実体験をもとにお話ししました。

 

弊社代表 中川は20代のときに新潟県上越市に移住し、ナンバーツーとして「国内最大のパワー型ショッピングモール」の開発・立ち上げに携わりました。

この前代未聞の挑戦を、金融機関の中で最も身近に支えてくれた存在が信用金庫だったといいます。ときには業務の垣根をこえて、オープン前の準備まで。

社会の状況が変化し、金融機関に求められる役割が変化している中でも、地域に密着した信用金庫だからこそ果たせる役割は必ずある。その役割を主体的に考えてアクションをとる姿勢が、これからの時代はより強く求められるというお話しをさせていただきました。

2.信用金庫がまちづくりで果たせる役割は?

もう1つの問題提起が「信用金庫が、まちづくりで果たせる役割・ナレッジを持っているのか?」というものです。

信用金庫に限った話ではありませんが、とくに金融機関や行政、教育機関は、よくいえば責任領域が明確、悪く言えば「縦割り」になりやすい業種です。

縦割りは仕事内容だけでなく、組織の内部でも見られることが多いかもしれません。

一方それと正反対なのが「まちづくり」であると、中川は語りました。

経済・福祉・教育など業種も世代も横断的で、総合的な営みである「まちづくり」をしていくうえでは、いかに縦割りにしないか、いかに横串を通していくかが重要になります。

だからこそ、役割を規定し内と外を分けるのではなく、積極的に役割を超え、多様な人とコミュニケーションをとる姿勢を意識する必要がある。

そうして「縦割り」を打破する姿勢をとることで、信用金庫がもつナレッジがより大きく開花するのではないかというお話しさせていただきました。

一方的なインプットだけでは間延びしてしまうので、途中途中に区切りを設けてワークを実施。問題提起に対する意見・感想を書いて、シェアしていただきました。

「まちづくりと金融機関」「まちづくりと教育」など、宮崎県での5年間の実践事例や、代表中川の30年のまちづくり実績を踏まえた、講演会や研修、現地視察ツアーのご用命を承っております。

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