人からはじまる、まちづくり

NEWS 週刊イツノマ まちづくり教育

提案で終わらせず中学生が本気で実現、商店街で22万円の売上を稼いだ「みちくさ市」

人口1万人の過疎地、都農町。
高校は廃校になり中学校が1校。
ぼくらが都農中学校の総合学習「つの未来学」をはじめて4年目。
リアルに実践しているまちづくりを探究カリキュラムに落とし込み。

1年生から町を元気にする企画を立ててきた集大成
9月18日、平日の真昼間。
シャッター商店街の真ん中で中学3年生84名が「みちくさ市」を開催

「カフェ」「古着屋」「Dr.YATAI」「巨大すごろく」「みたらし団子」を出店
中学生のためにと、町内の事業者さんが園芸店、ピザを応援出店。

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9月18日「みちくさ市」の様子

1.つの未来学とは?

2021年から、各学年、年間15時間ではじめた「つの未来学」
リアルなまちづくりの課題を使って、都農町と自分の未来を考えて

自らコトを起こし、ヒト・マチを動かす起動人になる

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いまの3年生が1年生のときから、3年間の連続プログラムとして企画。

①1年生

ぼくらが都農町に提案したグランドデザインを構成する下記10の分野から中学生が興味あるものを選んでスタート

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まず町の魅力を知ってもらうために、都農神社の宮司さんをはじめ、10の分野ごとに熱く語る町の人たちをゲストに。

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グループにわかれて、各分野における魅力と課題をまとめて、改善案をみんなで考えます。

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15回目、最後は再び町の人たちに来ていただいて、みんなで考えた改善案をプレゼン!

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②2年生

1年生のときに考えた改善案をもとに、実際に商店街の真ん中の空き地で人を集めるための企画に発展させます。

まずは、対象敷地のフィールドワーク。
不動産・建築のプロがやる敷地分析を伝授。
巻き尺もって、面積を測ったり、方位を確認したり、周辺施設を調べます。

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空き地でやりたいと思いついたことを100個だす「アイデア100」

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100個のアイデアを吟味して、一つに絞込み。
具体的な企画とレイアウト図面を作成

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15回目の最終回は、町長、教育長、町の事業所さんたちに堂々のプレゼン

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2.中学生から3つの提案

昨年度終了後、ぼくも委員をつとめる学校運営協議会で、参加している中学生と「つの未来学」の振り返り。

①提案で終わらせず実現を

企画をして提案するのはとても楽しかった。
でも、提案で終わらせたくない。実際にやってみたかった。

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そこで、新年度に入る前に、提案を実現させる方法について、先生たちと議論を重ねました。

先生たちには、総合学習の時間枠を5時間まとめて9月にとれないかの調整をお願いし、ぼくらは、10個のアイデアから実現可能性の高いもの4つと、全体を企画するチームの5チームへ再編成。

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②分業制で役割を明確に

中学生から2つめの提案は

自主的にアイデア出したり提案つくるのは楽しい反面、やらない人も出ていた。もっと、一人ひとりの役割を明確に、分業制にしたらどうですか?

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大人顔負けの意見で、まったくその通り!

ということで、新3年生の授業ではグループやチームと言わず、「会社」と呼ぶことにして、リーダーは社長。

企画を実現するための準備として、企画部・PR部・製作部・財務部の4つに分業、それぞれ部長を決めて責任と役割を明確にしました。

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昨年度にアイデアから企画へ絞り込んだため、今年度は、具体的に実現させるためのマーケティングを考えました。

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③お金のイメージがわかない


中学生から3つめの提案は、お金がないのでイメージがわかないこと。

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そこで、授業の中で、社長になったつもりで、投資・売上・経費・利益・利回りを考える練習を。

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各社から、事業計画を提案してもらい、ぼくらから各社に2万円ずつ、合計10万円の出資をしました。

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ちなみに、ぼくらが4年間やってきた中でも、この現金を出資するシーンが過去最大に盛り上がりました!中学生は現金が一番好き?笑

3.自分たちで考えて動く!

9月18日に開催が決まった後は、具体的な準備。
簡単な道筋は伝えるものの、基本的には社長さんを中心に、前年から比較すると見違えるほど、自分たちで考えて動いていきました。

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中でも、夏休み中に、協賛金を集めたいと言った中学生は、単身で、道の駅にアポをとり、駅長さんに直談判。見事合計3万円近い協賛金を獲得してくれました!

出店する業態や開店準備が進む一方で、最大の課題は集客。

ただでさえ、シャッター街ばかりで人が歩いていない商店街。
しかも平日の真昼間に集客すようとするのは至難の業。

みんなで考えて、来てくれるとしたら、歩いてこれるご近所の高齢者と、会場のすぐそばにある町役場の人たち。

夏休みに、実行委員の中学生3名で、老人クラブの会合で時間をもらい、チラシを配布し営業

私たちに会いに来てください!

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町役場では、町長と教育総務課長に直訴。
ポスターとチラシをもって、各課で「みちくさ市」の告知。

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いよいよ本番に向けて、カフェ会社は、カップに直筆のメッセージとオリジナルロゴシールを。

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実行委員では、みたらし団子を提供。当日、炭火で焼くための練習
巨大すごろく会社は、何分でゴールに行けるか何度もシミュレーション。

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4.中学生、22万円稼ぐ!

連日、雨の宮崎。1週間前からtenki.jp、weathernews、Yahoo!天気予報などアプリを1時間おきに見ながら一喜一憂。

あきらめかけてたところ、先生のてるてる坊主が効いたのか、効きすぎたのか、、この夏一番の快晴&35度越えの炎天下に!!雨よりは全然いい。

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中学生たちは登校した後、中学校から歩いて商店街の会場に。
設営を前に、成功を誓って鬨の声。

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炎天下の設営は、それだけでぐったり。本番開始時まで体力持たないほどの暑さでしたが、先生たちも大汗かきながら、大人も子どもも懸命の準備。

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満を持して、実行委員が開会宣言!

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①カフェ会社

ドリンクとフードで手分けして、自分たちのオリジナルカップで提供開始。暑さもあって売上絶好調、途中でカップがなくなったり、ドリンクが在庫切れしたり、買い出しにも行きました。

地元スーパー「パントリーけいすけ」さんから特別価格でドリンクを仕入れさせてもらったお陰で、売れば売るほど儲かる??笑

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かき氷の企画は大当たり。すぐに完売!
敷地に隣接する菓子店「きくや」さんのマドレーヌも完売!!嬉しい。

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②古着会社

事前準備で一番苦労した会社。学校内でTシャツの募集をしたところ回収ゼロ。その後、子ども服やおもちゃ、古本まで範囲を広げて見事、商品調達。

地元の衣料スーパー「カヤシマ」さんの合意でトルソーやハンガーを無償で貸して頂いたり、子ども服を廉価で仕入れさせてもらいました。

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一般の来場客から評判がよかったのが古着の接客。褒め言葉も頂きました。

古着の接客が上手!
思わず買ってしまった!
値付けが絶妙だった!

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③Dr.YATAI会社

高齢者が多い町なので、中学生からもごく自然と出てきたのが、お医者さんが屋台で気軽に健康相談に乗る企画。名付けてDr.YATAI

宮崎大学医学部の総合診療医、吉村学教授が自ら忙しい合間をぬって会場で屋台に立っていただきました。

中学生が問診票をつくっていたので相談もスムーズに。

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気軽に健康相談できるよう、「都農町社会福祉協議会」さんご協力のもと、カレーライスの提供も実現。

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④巨大すごろく会社

今回の「みちくさ市」で、もっともオリジナリティーがあり、製作期間が長かったのが巨大すごろく。

担当の美術の先生が情熱的に伴走。都農町を学べる80枚以上のA2大のマスを作成。町内の事業所さんから景品を提供いただき、ゴールに行くまでにもお楽しみ満載。

声出しも気合いが入り、開始早々、高齢者も楽しく参加。

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参加料もしっかりいただき、利益率の高さで見事黒字に!!

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⑤みちくさ市実行委員会社

全体の準備、事前のインスタ撮影や告知など、もっとも守備範囲が広く、精力的に動いてくれました。

「南国CBF」さんから提供され、焼き方の指導も受けたみたらし団子は絶好調!!想定していたよりはるかに多くの売上を!

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「南国CBF」さんの唐揚げ販売も担当、注文が入ると会場近くの「南国CBF」さんのお店まで取りに行って帰ってくるの繰り返し。炎天下の中、もっとも移動距離の長いチームでした!!

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来場してくれた町の人たちに、感謝とともにアンケートで今後の参考に。

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5社合計の全体売上は228,070円に!

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中学生たちは、5時間近い熱狂的な時間を終えて達成感と充実感にあふれてました。

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5.大人たちからのメッセージ

「みちくさ市」には、多くの事業所、大人たちも中学生たちの熱意につられて巻き込まれました。

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主催責任者として、中学生たち活躍の場を提供くださった校長先生
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ぼくらのスーパークライアント、教育長。すべてのはじまりは教育長から。
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中学生たちに明るく元気に声をかけ続けてくれ、すごろく体験、カレーも食べて頂いた町長
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企画から白衣で中学校にあらわれ、激務の中、中学生と一緒に健康相談を!!
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つの未来学、みちくさ市ともに立ち上げから奔走、いつも支援して下さるつの未来財団

多くの町の人に支えられながら、特に2人の先生が情熱的、献身的な準備・伴走してくださいました。

ありがとうございます!!

宮崎県の学校で高校の文化祭でもお店をやったりするような所は無いんですよね。中学校でそういう経験をさせてもらえたのはあの子たちにとっては凄く大きかったんじゃないかと感じています。

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子供達がとても生き生きしていて、自分たちで考えて、企画から運営までできたのがすごく成長になったと思います。収支の計算でも自分たちの利益が得られたということで、使い道を考えたりする中で、頑張ってきた喜びを感じることが出来たんじゃないかと思います。

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6.利益処分案を作成、承認!

イベントで終わりでは無い。やりっぱなしにはしない。

9/18みちくさ市の終了後も「つの未来学」は続きます。
現金で売上を計算、かかった費用も細かく計算して利益を算出。

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来年以降も続けていくために、後輩達に向けて、どの商品が売れたのか、その理由と、逆に売れなかった商品の分析も決算報告書として各社でまとめてもらいました。

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ぼくらが100,000円出資して、そのお金を元手にみちくさ市で提供するために必要な商品や備品を仕入れて、結果的に228,070円の売上、116,243円の利益になりました。

授業の中で、ぼくらが100,000円貨したのなら、利益116,243円から100,000円を返済してもらう必要があるが、出資をしたので、返済しなくてよい。

そのかわり、中学生たちの可能性に出資したのだから、何にいかしていくか考えてみんなで話し合ってと、問いを出しました。

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まず最初に全員にアンケートをとりました。

使い方候補として
①学校や後輩のために使う
②都農町のこどもの活用を応援するために使う
③都農町の高齢者の活動を応援するために使う
④個人に現金で利益を振り分ける
⑤個人にモノで利益を振り分ける

もちろん多かったのは④、その次が⑤

中学生たちにとって、1,000円ってどれぐらいの金額?と聞いたら、異口同音、「すごい!多い!」。

自分たちでがんばったんだから当然の報酬としてもらう意見が多かったのですが、学校のため、町のために使う意見も出ていました。

使い道を聞いたところ、本を買う、文房具を買うが多く出ていました。

投資家のぼくらとしては、中学生たちの可能性にかけたので、自分の成長に使ってくれるならそれでよしです。

みんなで話し合った結果を、「つの未来学」最終回で町の人たちをゲストに迎えて「利益処分報告」とともに報告することにしました。

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3年間一緒にやってきた「つの未来学」の最終回。

5社から、「みちくさ市」での活動内容と決算報告。

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巨大すごろく会社が製作したすごろくは、しばらく中学校の校舎内に掲示することになりました。都農町が初めての先生たちにとっては貴重な情報源に

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各社ごとに、売上と経費を正しく計算し、利益の発表!

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そして、いよいよ5社の社長から利益処分案の報告を!

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利益116,243円を人数分で割って、1人あたりの利益を約1,380円として、

1,000円分をQUOカードで個人に。
380円分を学校や後輩達に向けて記念植樹!

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満場一致で承認されたあとは、ゲストの方々からメッセージ

みちくさ市で、接客するときに正しい言葉でしてたから国語、お釣りや売上を計算してたから数学、地域の人と交流してたから社会、みんな、普段、勉強してることが活かせていた、みんな勉強してたんだね!

今回の実績は素晴らしかった。この経験は、社会に出てからも絶対に役に立つから自信にしてください

なんで利益が出せたと思いますか?しっかりと準備して、どうすれば売れるか分析したからじゃないですか?これからも、準備と分析をやっていってくださいね!

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最後にぼくから

「つの未来学」でテーマにしていた「自分で稼ぐ=仕事をつくる」と、「まちを変える」の2つを、3年目に「みちくさ市」で体現できたね!
中学生も先生も大人も、本気だったよね!?
卒業してからも、自分たちで本気で考えて動けば、できないことはないよ!一人でも多くUターンして起業やまちづくりする人が出てくるのを楽しみにしています。

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今年7月に教頭先生が全校生徒に実施した意識調査で、

将来、都農で会社をつくりたいが36人、全体の15%
都農町をもっと良い町にするためのアイデアがあるが72人、全体の30%

この数字を100%に近づけていくことが、ぼくらが引き続き、「つの未来学」で目指すことです。

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宮崎日日新聞 掲載記事
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