2020年にイツノマ起業の際、地元の方々が地主さんを口説いて、内装資金も町外の事業者から調達、1927年に歯科医院を開業した大家さんへのリスペクトもこめてコワーキングスペース「YARD1927」と名づけ、スタートをきりました。

1.若手経営者のコミュニティづくり
YARD1927を立ち上げた地元の経営者の方々と一緒に、毎月、民間の若手経営者交流会を開催。

飲み方以外で、気軽に町のことや先のことを話す機会がなかったそうで、毎回、シリアスな課題も、楽しく賑やかに話し合うことができました。

都農町の誇りである都農ワイン。焼酎文化の都農町内では意外と飲まれてない課題もあり、商店街にあるYARD1927でPOP UP BARを開催!

2.小中学生の居場所に
4年目を迎えた2023年から心機一転、中学生の地域クラブ「まちづくり部」を創部しYARD1927を部室としても活用することにしました。
同様にぼくらが運営していた小学生のゼロカーボン推進チーム「GreenHope」の話し合いの場としても活用。
平日放課後は、小中学生たちの居場所となっていきました。

昨年11月、スタディツアーで毎年2回、イツノマが経営するHOSTEL ALAに滞在する新渡戸文化高校と、まちづくり部の中学生たちで、どうすれば新渡戸生がYARD1927にまた来たくなるか?もっと小中学生が来るようになるか?を企画。
高校生の提案はまちづくり部が経営する「駄菓子屋」

年末、イツノマが出資した2万円の元手に、中学生たちが好きな駄菓子を仕入れ、小中学生に手作りチラシをまいたところ2日間で60人以上、売上も17,000円以上稼げました。

今年から毎週水・金曜日に中学生が経営する「だがしやーど」営業中です。

当初3人だったまちづくり部、いまでは8人!
4月4日からHOSTEL ALAで1泊2日の春合宿を開催。
YARD1927の内装プチリノベとして、DIYで黒板つくったりアイス販売用の冷凍庫やガラスをデコレーションしたり日々進化中です。

3.次に目指すのは起業起点の場
これからのYARD1927で目指したいのは、
頑張る若者を応援し育てる居場所
都農町の「起業起点」
になっていくことです。
中学生に限らず20代、30代も大歓迎で。
「だがしやーど」は単なる駄菓子屋としてではなく
「起業・自営業体験」の場と位置づけます。
どうやったらもっとお客さんが来るか?
何をおいたら売れるのか?
いくらが値ごろか?
自分たちがやってみたいことをその場ですぐ、リアルな商売として試せる場としていきます。
頭でっかちな起業「塾」ではなく「ラボ」として、
試行錯誤と実践を楽しめる場
にするにはどうすればいいか?現在進行形で企画中です。
