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NEWS 週刊イツノマ まちづくり教育

「スキの越境」宮崎県都農町でスタディツアー。京都市立日吉ケ丘高校18名と地元中学生の3日間

京都市立日吉ケ丘高校と人の縁でつながって、4回目の都農町フィールドワーク。毎年20人前後の有志メンバーが2泊3日でぼくらのHOSTEL ALAに滞在し、町の人との交流や地元中学生と一緒に地域課題解決案を企画してます。

4回目となると、参加動機が

・お兄ちゃんが行って絶対面白いって言われたから
・去年1年で来てどうしても今年も来たくて
・説明会で先輩から都農町はあったかくて楽しいって聞いて

などなど、校内・家庭内口コミによるところが増えていて、継続している意義を感じてます。

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初日は、都農町が無償でバスを出していただいて町内案内。今年はぼくがバスガイド。商店街通って都農神社経由で都農ワイナリーに。

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ちょうど収穫期で激忙の中、工場を丁寧にご案内いただき、最後は、ワイン用のブドウを生食。

食用のブドウに比べて、皮と種が大事!とレクチャー

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1.ワタシのスキ100

町内観光を経て、4年連続で会場は廃校になった都農高校の図書室。
今年のテーマは「スキの越境」

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旅の疲れもあるため、まずはウォーミングアップかねて、ワタシのスキ100シートに、スキなことを書き出してもらいました。

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同じ高校とはいえ、はじめて一緒になる緊張感もあったため、お互いに書いたスキ100シートを交換。一気に笑いが起きて距離が縮まりました。

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引率いただいた4人の先生のスキ100は、かなーりマニアックで笑いの渦に。

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あっという間に100個埋め尽くした高校生から、そのノウハウを聞き出します。

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2.これからのキャリア

2つめのテーマは「これからのキャリア」
1年生が14名なので、まだそれほどリアルには考えてないテーマ。
キャリア、ということばも聞いたことない高校生がほとんどで。

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これからの時代、これまでの正解がほとんど役に立たず、自分で考えてためす時代になる、とお伝えしました。

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キャリアの8割は偶然で決まるとも言われている通り、これからの3日間での出会いが、自分のキャリアに影響するかもしれないから楽しみにね!
ちなみに、そのためには、好奇心や冒険心もってどんどん挑戦しよう!とメッセージ。

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冒険心が問われる一幕。
自分が考えるキャリアについて、みんなの前で話してみたい人と聞き出してみたい人を募集。

冒険心持って4組の高校生が披露してくれました!

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小学校の頃から人から見られるのが好き?(笑)
昨年、都農町に来てプレゼンして、人前で話すのが好きだって確認できた

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好きな料理をやっていくために必要なら、英語は苦手やけど勉強したい。

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賞品はALAオリジナルTシャツ(右は都農町の美容師&マルチ起業家のなおやさん)

夜の懇親会では、都農町の大人たちをゲストに迎えて、都農町での働き方や経営について話を聞きながら夕食。

高校生たちからの質問も活発に。

都農町の大人たちが話して一番印象に残った高校生として表彰も!

3.地域課題解決ワークショップ

2日目はメインプログラム。

4年連続で、まる1日をかけて、地域課題の解決案を企画し3チームで競い合う「シャインマスカット杯」

今年は3チームで、3つのテーマを考えてもらうことにしました。

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Aチームは、まさに日吉ケ丘高校のように、町外から高校・大学・社会人が、学びの要素もあるツアーとして都農町を訪れてもらうための企画づくりです。当事者として、これなら行きたいかも!のアイデアも歓迎

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Bチームは、このワークショップにも参加している都農中学校まちづくり部について、いまはぼくらイツノマが地域クラブとして運営してますが、来年以降も、入部希望者が増えていくにはどうすればいいか?

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Cチームは、全国の地方共通課題の耕作放棄地。ぼくらのHOSTEL ALAも5,000㎡の耕作放棄地にあった空き家2件を改修して運営してますが、ほとんどの敷地は活用できてないため、高校生も来たくなる活用法を考えます。

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9時からはじめて終了18時。お昼休憩除いても8時間耐久ワークショップ!

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中学生4名は初対面のまま、高校生6人のチームに入っていくためド緊張。
最初はババ抜きで夜のクイズ作成担当を決めるところからアイスブレーク。

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ババ抜きの威力半端なし。笑
進行するインターン大学生、高校生、中学生が一気にフラットに

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午前中は、ぼくらから課題を聞き出した上で、アイデア100個だし。
6-8人で100個なので、1人16-17個出します。

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お昼休憩明けは、ラジオ体操で眠気を吹き飛ばし、本番の企画タイムに突入

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アウトプットは2種類。企画と、パンフレットなどのデザイン提案です。

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九州限定のかっぱえびせんに人気が集まる中、午前中だした100個のアイデアからBEST5を選び、さらにオリジナルの企画へと収束、進化させていきます。

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10分間のプレゼンも意識して、どう書いたら伝わりやすいか?

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6人で分担。企画を立てたい人はプランナー、ビジュアルで表現したい人はデザイナーに。

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都農町の審査員は9名。
教育長、教育委員会、社会福祉協議会、経営者、高校教師、地域おこし協力隊、経営者と多彩に。

審査基準は3つ。

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Aチーム|スタディツアー

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進行は大学4年生まいちゃん(正面奥)
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アイデア100

コンセプトは「高校生と企業のシューズの関係」。

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中学2年生(左から3人目)も企画からプレゼンまで一緒に

企業協賛型のスタディツアー、高校生と企業がフラットに。
町民の家をまわってスタンプラリーなど、面白いアイデアだなぁと。

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審査員から、協賛企業は、町内・県内企業の可能性もあるのでは?
具体的な企業名も教えていただき、いますぐに訪問したくなりました。

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Bチーム|中学生まちづくり部

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進行は高専4年生りかちゃん(正面奥)
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アイデア100

コンセプトは「はっぴーなまちづくり」

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まちづくり部中学生のすっぴー、プレゼンでも大活躍!

実在する中学生4名に、高校生がインタビューしてニーズ調査。
そのかいあって、かなりリアルで実現のイメージがわく良い企画に。

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プレゼンは、高校生と中学生の掛け合い漫才風にはじまる高度なレベルw

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Cチーム|耕作放棄地活用

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進行は大学4年生のたっちーね(正面奥)
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アイデア100

コンセプトは「耕作放棄地ではなく収穫放棄地」

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比較的、手軽につくれる「とうもろこし」を生産、ブランド化、ポップコーンにして屋外映画を楽しむ。

草Yogiboで星空をながめるのは、個人的にとてもいいなと共感

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企画と連動してパンフレットのクオリティーも高い出来栄えに。

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3チームのプレゼンが終わり、教育長から優勝チームの発表

Bチーム「中学生がはいりたくなるまちづくり部」が優勝!

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教育長から中学生すっぴーに表彰状
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個人MVPは、優勝したBチームのじんくんに

MVPを勝ち取ったじんくん、想いが伝わるいいプレゼン。
実は、じんくんのお兄さん、れんくんは2年前、この場でプレゼンしてたんです。座ってプレゼンするインパクト。兄弟揃ってプレゼン役者!

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座ってプレゼンしている、れんくん

8時間のワークショップを終え、ALAに戻って待望の宮﨑牛BBQ!
地元の小学1年生の掛け声で乾杯!!

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今年は半セルフで、高校生たちにも積極的に焼いてもらいました。

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4.「スキ5選」名刺交換

最終日は、スキ100シートの完成と、そこから自分なりのBEST5を選んで、オリジナル名刺に書いて全員で交換。

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最後は、全員でサークル対話。
3日間の振り返りと、新しくスキになったことや、掘り下げたスキの披露。

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初日は25個しかかけてなかったスキが最終日100個埋まった!
前日まで行くのどうしようとためらってたのが嘘のように楽しかった!
1人で考えても出ないアイデアがチームだと出ることに気づけた!
都農町は自己表現しやすい町!
あたたかい町だった!
来年も来たい!

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先生も含めて全員でスキ5選付き名刺を交換
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言い出しっぺとして、ぼくも自分でスキ100と名刺に5選を書いて高校生全員と交換しました。いい記念になりました。

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犬に限らず、動物苦手のひびきくんが、別れ際、最後の最後に初タッチ!w

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